あるびん・いむのピリ日記

cookieimu.exblog.jp
ブログトップ

『チョルス♡ヨンヒ』

かわいい子供達が大活躍する映画の最新作がこれ!転校してきた女の子、ヨンヒが好きになったチョルスの、純情一途な初恋大作戦、開始!!監督はこれが十三年振りにメガホンを撮るファン・ギュドクの第三作。
c0018642_12543621.jpg




「子供と動物の出てくる映画にはハズレはない」と昔から言いますが、私も大好きです。『ボリウルの夏』『童僧』『先生、キム・ボンドゥ』『おばあちゃんの家』『九歳の人生』『女先生vs女弟子』…などなど。そもそも、この監督の出発点が高校生の自立と担任の先生との交流を描いた、『びりから一等までうちの組を探します』という作品だということで、学校モノにはツボを心得ていると思われます。
c0018642_19204899.jpg

だからというわけではないんですが、結構、韓国映画の「子供モノ」にはうるさい私のツボもしっかり押さえてくれて、きっちり美味しく映画を堪能させてくれました(^^)。何がいいって、子供が生き生きとしていて、やんちゃなのがいい。この、「やんちゃ」っていうのがポイントで、いかに「やんちゃ」さを、自然に引き出すか…っていうのが監督の手腕だと思うんですよ。先に挙げた子供映画群は、皆それにある程度成功しているけれど、この映画は特にその点にポイントが高かったですね。チョルスのハッチャケぶりや、ヨンヒのツンとして生意気くさいところがとてもフレッシュに撮れていたと思います。
c0018642_19302287.jpg

ただ…最後にやや苦言を呈させていただきますが、それにしては使われているシチュエーションが、いかにも古臭いということ。両親を亡くし、祖母に育てられている少女。大人に構われない子供。クラスのボスとの対立、いじめ。先生の誤解や無理解、小さな恋のトキメキ…。こういった定番は嫌いではありませんし、料理のしようによってはむしろ新鮮に感じることもあると思いますが、どうも今回はあまりにも予定調和すぎる展開で、新味に乏しかったと思います。最後のクライマックスの「学芸会」の盛り上げ方ももう一歩だったなぁ…。ああ、驚異の小学生、チョン・ドヨンの演じた『私の心のオルガン』も思い出した。このくらいのインパクトがないと、もはや子供映画だからというだけで、一定の水準を狙えるとは限りませんよ!
[PR]
by cookie_imu | 2005-03-28 22:18 | 韓国映画・新しめ