あるびん・いむのピリ日記

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テピョンソ(太平瀟)

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といいます、この楽器。本当は「瀟」は口ヘンなんですが、
JIS第二水準にもないもので…
ラッパみたいですがダブルリード楽器で、
チャルメラやソーナの仲間です。




ピリの仲間とも言えるんですが・・・篳篥とは楽器の構造が異なっていて、
金属のベルを持ついわゆる「ラッパ」としての役割が大きい楽器です。
やっぱりペルシャが起源らしく、トルコの軍楽隊が吹いているのも同じようなもので、
インド経由で東南アジアにも広く分布していますが・・・なぜか日本には受け入れられませんでした。

理由は色々とあると思うんですが、まずは音がとてつもなくデカい、ということがあります。
楽器には数々種類がありますが、密閉されたレッスンルームで吹く時には耳栓をして
吹かないと鼓膜を傷める恐れがある・・・という楽器も珍しいのではないでしょうか。
そもそも、野外の軍楽隊や、農楽の音頭をとるものとして吹かれたものだそうで、そのため
基本的に独奏曲はなくて、単純なフレーズの繰り返しによる他の楽器との合奏が主となっています。

「けれどこの楽器は基本的にダブルリード構造は変わらないから吹き方はピリと同じ。
なので韓国ではピリ奏者がテピョンソをも吹くのだ」という先生の教えに従って、時々、
レッスンを付けて頂いていますが余りのやかましさに練習できる場所もすべもなく、
仕方なくピリレッスン後に短時間、おさらいをしているので、やっと「アリラン」が吹ける程度です。

ですが、これは基本を覚えれば音出しはピリよりははるかに簡単なので、いつか農楽、サムルノリ、
プンムルノリ等の人たちと一緒に野外で吹くことが出来るのではないか、という夢を見て練習を
続けています。いくらなんでもこの年では、サンモ(あの回転ヒモ付き帽子)をかぶってチャングを
腰にしては踊れませんから・・・(^^;;
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by cookie_imu | 2009-12-18 22:58 | 古典芸能・演劇一般