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あるびん・いむのピリ日記

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アレルギー性喘息だとぅ?

風邪を引いたあと、どうしても咳だけが収まらず、市販の咳止めだと薬効が切れた後のリバウンドがひどいので、思い切って午前中仕事を休み、医者に行ってきた。前回と同じ担当医であった。
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今度は初めて聴診器を当て、「ふむ・・・音はきれいですね」と言ったあと、「アレルギーから来る咳喘息だと思います」ときっぱり。「ええっ!?喘息ですか」「いえ、喘息ではありません」「じゃ、なんなんですか」「花粉症などのアレルギー症状が引き起こす咳で、しかし咳の出るメカニズムは喘息と全く一緒です」「・・・・・・。」「いい加減な治療をすると、2~3割は本物の喘息に移行しますよ」「では、どうすればいいのですか?」「もう、吸入ステロイドですね」「ええーっ、いきなりですか?」「何を言うんです?これが今のアメリカの、いえ、国際学会の常識なんです。吸入ステロイドでまず二ヶ月、それが出来ないならハワイに移住ですかね(不気味な笑い)」と言って出してきたのがコレ・・・

な、なんじゃこりゃ~!い、いややー!!こんな、カタツムリのオバケみたいなのを吸うのは嫌ー!
(本当に重い喘息になっていらっしゃる方、この我儘な物言いをお許しください・・・)

それに何でいきなりステロイド治療なんだろう。花粉症の治療でも、いつもステロイド治療は最後の最後にしてもらってるのに。確かに、劇的な効果は現われるが、口渇、食欲不振、蕁麻疹、めまいなど副作用も強いのである。そんなことはカルテにも載っていると思うのだが・・・
「・・・先生、もう少し軽い治療から始めていただけませんか?」「(医師、いやいやながら)では・・・風邪とアレルギーの薬に使ってる、軽い気管支拡張剤を処方しましょう。でも・・・対処療法で、こっちのほうが全然効くんですけどねぇ(と、でんでんむしを握り締める)」「ハァ、もうそちらの軽いのでお願いします!(いむ、早々に退散)」

それで病院の隣の薬局へ。薬剤師のお姉さんにこれこれ、と話すと、「◎◎先生は呼吸器の専門ですから、まずどなたにでも勧めます。私もそうしろといわれました」とやや苦笑いしながら話してくれた。ううーむ、ちょっとした風邪から、アレルギーの咳が止まらない者を、どうしたって強引に自分のテリトリーに引きずり込み、「喘息」というカテゴリーに押し込めて治療しようとしているようにしか思えないんだが・・・どうなんだろう!?素人は畢竟、医者に従うしかないのであろうか・・・。
by cookie_imu | 2005-06-13 10:59 | そのほかいろいろ