あるびん・いむのピリ日記

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矢場とん 銀座店

昨日、韓国語のレッスンのあと、とにかく銀座シネパトスに息せき切って駆けつけ、さて腹ごしらえをしよう・・・と近所のラーメン屋などを探していて、偶然この店を見つけて目を疑った。なぜなら、名古屋近辺にしか絶対ない店だ・・・と思っていたからである。もちろん、感激して入ってしまった。
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というわけで、以前名古屋にいる知人に、エスカという地下街でご馳走になったのである。とにかくカツどんが一杯、千円以上もしたのでびっくりした覚えがあるが、同時に千円払っても惜しくない・・・というほど美味しかったこともよく覚えていた。それまでは、ミソカツなんてものは、脂っこいカツにでろーんとした甘い八丁味噌がかけてあって、くどくて食べられたものではない・・・という先入観があったのだ(愛知の方、すんません)。しかし・・・、この「矢場とん」の味噌だれは、そんな先入観と偏見を見事に覆してくれた。
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確かに甘くはあるが、非常に奥深く、複雑な味わいなのである。くど味や渋味もある。だがなによりも、熟成された味噌の旨みが口中に広がり、とんかつの油っぽさを見事に抑制していたのには、文字通り舌を巻いた。とんかつも、厳選された素材を上質な油でからりと揚げたこともよく分かった。味噌煮込みうどんの名店、山本屋に連れて行ってもらったときも衝撃を受けたが(この店のことはいずれまた詳しく述べたい)、いわゆる「エビフリャー」とかいう表面的な揶揄だけでは捉えられない、名古屋の食文化の奥行きの深さを垣間見たような気がしたのだった。

そんなお店だったので、感慨もひとしおだった。注文したのは前から食べてみたかった串カツ。期待に違わぬおいしさだった。そして、口の中にふんわりと漂うコクのある味噌の旨み!もう陶然とするしかない世界だ・・・。付け合せに頼んだ豚汁も、しゃきしゃきとしたささがきごぼうの味が生きていて、とても美味しかった。東京ではまだここしか店舗がないとのこと・・・かなり混雑していたが、是非一度、お出かけになって味わってみていただきたい名店である。(矢場とんのHPはこちら。)
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by cookie_imu | 2005-07-10 11:08 | 各国酒・ごはん