一時間待って北ゲートを入り、キッコロゴンドラに乗ってグローバルコモン4までたどり着いた時は、朝ごはんも食べていないのでもう、私も子供もヘロヘロでした。で、とにかく何か食べようということになって・・・降り口のところに掲示してあった黒板に、いかにも美味しそうなメニューが・・・
というわけで、入店したのがこちら、チェコ料理のお店「
チェスカ・ホスポダ」。もちろん、チェコ料理なんて私も子供も初体験です!(とはいえ、私は「チェコ生ビール」と大書してあったのに惹かれただけなんですけれどね・・・^^;)
まず、何はともあれチェコの白生ビール!ああもう・・・渇き切った体に染み込む沁みこむ・・・で、次にはチェコで一番親しまれているという、基本の大衆スープ、グラーシュを注文。トマトベースに豆、ジャガイモ、挽肉が混ぜ込んであり、素朴ながらとてもいいお味でした。
次に頼んだのはメインデイッシュで、子供は「ハンバガーとポテトピューレ」を頼みました。が、出てきたものはハンバーガーとは程遠い、挽肉のウィンナー・シュニッツェル・・・早い話が「メンチカツ」です(^^)。それにマッシュポテト、というこれも簡素なもの。子供にはアレルギーとか好き嫌いもあるのでちょっと心配していましたが、一口食べたらにっこりと「これ、美味しい!」なんていうか、スパイスの使い方が絶妙なんです。雰囲気はドイツ料理っぽいんですが、タイムとかローズマリーとかを隠し味に使ってあり、食べた感じはいかにも東欧風でした。
そして私が食べたのは看板料理の「農家のお皿」。チェコの農家の人が、毎日こんなにゴージャスなお料理を食べているのかどうかはまあ別として、どれもしみじみと味わい深かったですねぇ。アヒルのローストは固めながら、かみ締めるとしっかりと家禽のワイルドな味わいがし、ポテト・ダンプリングは素朴な家庭料理ながら、とても食べ応えのある主食になっていました。
お値段はどれもとてもお安いとはいえないのですが、まあ・・・二度と食べることが出来ない本場直送の料理だと思えばまあ、納得もいくというもの。思いがけず、いい想い出になりました♪