あるびん・いむのピリ日記

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韓流ブームを終わらせたがっているのは誰か?

それにしても・・・勢い全く衰えず、と言う感じである。もちろん、『四月の雪』に見るヨン様パワーだ。
チュンムロにある映画館を多国籍ファン!?で借り切って上映会をしたあと、横断幕を持って映画のキャンペーンに練り歩くと言うのだから・・・その底知れぬ力には不気味ささえ感じてしまう。

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恐れ多くも、画像を挙げさせていただいたが、この、それほど目だってイケメンを誇るでもなく、際立って演技派を標榜してきたわけではない一人の俳優の、どこにそれほど、いまや韓国を背負って立つほどの「底知れない魅力」があるのだろうか・・・と、ファンには怒られることは承知で考えてしまう。



では好きなのか、と聞かれると、うーん・・・と考えてしまう。初めて彼を見たのは「愛の群像」で、もちろんユンソナが出ているからだが、実際は貧乏なのに、それを隠してスポーツカーで大学に通う「カン・ジェホ」の演技を見続けていて、「内面のきりきりとした痛みを、さりげなく表現するのが上手い人だな」と、好感を持っていた。「上品な孤独感」とでもいうのだろうか―あの、暖かな眼差しの奥に、時々、ほの冥い光が瞬くのだ。この人は、どんな心の傷を背負っているのだろう―と、思わず覗き込みたくなる。そこに、魅力の原点があるような気がするのは、私の考え違いだろうか。

そんな特徴的魅力を持つ俳優は、韓国にはまだまだたくさんいる。四天王は言うに及ばず、KPR、KSW、カン・ドンウォン、etc...そんな男優たち、いや女優を含めて、日本のドラマフォーマットを根こそぎ持っていかれそうな危機感を、放送各社が感じたとしても、それは大袈裟なことではないだろう。放送局だけではない。韓国のタレントにパイを食われて、出番が減っている日本の芸能プロダクションが抱えている問題がある。リュ・シウォンやソナちゃんのように、タイアップしていればまだ良いが、そうでない場合は日本での稼ぎは「素通り」をして、根こそぎ持っていかれてしまうからだ。彼らには一銭の「ショバ代」も入ってこない。これではお飯の食い上げになる・・・という危機感、これも今回の、日テレ・フジ系列の「秋の再編時、韓国ドラマ枠縮小・中断」に繋がったのではないかと思う。

そこに手ぐすね引いていたのが、民族主義的色彩の濃い「産◎新聞」などの、「韓国バブル崩壊」と言った報道ではないかと思う。あの、書店のレジ脇に「嫌★流」を、あたかもベストセラーであるがごとく置かせる手法と同じく、一種の情報操作の一環だと思う。まあ、それで一定の効果が上がってしまうのも困りものではあるが、そういった手合いの期待するようなブーム沈静化には到底、至っていないのは、冒頭に掲げたような事実である。まさに、焼け石に水・・・の役にも立っていないことを、歯噛みしながら感じているに違いない。

だが・・・、先日の「日韓友好年記念シンポジウム」で、『DMZ』のイ・ギュヒョン監督がいみじくも述べたごとく、韓国側のマネジメントの杜撰さや、「この際だから一儲けしてやろう」という、文化交流などとは名ばかりのぼったくり主義も、大手を振って横行しているように思う。韓国芸能界側にも、大いに問題はあるのだ。ヒットドラマとそうでないものも、抱き合わせで買わせたり、法外ななバックマージンを要求したり・・・ということに、日本の放送界もさすがに業を煮やした・・・ということも、大いに考えられると思う。だから、今度の改変での「撤退」は、あくまでも様子見の一時的なもので、「枠廃止」といったものと程遠い・・・と、私は見ている。なんせ、大元のNHKがまだまだ、やる気でいるのだから。

などと考えていたら、私とほとんど同じ考えをしている中央日報の記事を見つけた(私の考えは、あくまでも私のオリジナルですので念のため・・・)。これによると、やはり撤退はお互いの様子見に過ぎない・・・ということになる。そうでなくて、何で赤坂や青山にアンテナショップを出したり、コリプラが無謀とも見えるようなビル新築などするものか。また、いいドラマがないなどと噴飯モノの、すぐ馬脚を現すような説明をしている日本の放送局にも恐れ入る。韓国にもつまらないドラマやくだらない映画は山のようにあるが、MISAやキム・サムスンを毎週、唸りながら見ているものにしてみれば、日本の放送局のドラマなど勉強不足もいいところ・・・と言いたくなる(「ドラゴン桜」は面白いけれどね^^)。

いま、映画の世界でも、ドラマの世界でも、日韓のコラボレーションが盛んに行われつつある。それも一流どころ同士が、だ。ドンマッコルでの音楽監督を務めた久石譲が好例であろう。日韓のレイシスト達が、本当に恐れているのは、私はこういった文化融合なのではないかと思っている。お互いの本質が見えてきたとき、対立を超えた魂の交流が始まる。そうなっては彼らは自己のアイデンティテイーを「国家」に存立させているから、その基盤を脅かされることになり、甚だ困るのだ。その思いが、対立をあおり、嫌韓、反日を促しているのではないかと思う。もちろん、そこにはマネーゲームも絡んでいるのだろうけれども・・・

残念ながら・・・日本のファンたちは、もっと賢い。特に、女性達は語学から学び、はるかに高い意識地点へと到達していると見ている。彼女たちは、軽やかにヨン様ファンとしてサブカルチャーを楽しみ、一方で、度重なる旅行やネットでのチャット、メールのやり取りなどで真の日韓交流にも触れている。そういった「根のある」状態のものが、そう簡単に枯れたりはしないだろう・・・と、昨今その思いを強くしているのだが・・・さて、今後はいかがな展開となるだろうか。ある意味、楽しみである。
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by cookie_imu | 2005-09-06 22:09 | 韓国文化全般