どうしても、この夏に京都で食べた大阪お好み焼き「ジャンボ」の味が忘れられず、さりとて、美味しくないお好み焼きを食べる気にもなれず・・・と悶々としていたら、近所になかなかよさそうな店が開店。
外観はまるで、昭和三十年代の家屋そっくり!その年代の私としては(^^;、もうそれだけでノスタルジーを誘います。ちょうど新横浜ラーメン博物館がそうであるように・・・でも、肝心の味の方は?
写真は「スジキャベツネギしお焼」。一昼夜、よく煮込まれ味の染みた柔らかな牛スジが、塩味の程よく効いたキャベツとよく合います。もう、ビールが進むこと進むこと・・・
そして、真打のお好み焼き登場!これは「豚たま全部のせ+薄焼き玉子」です。大きさはそれほどでもありませんが、つなぎにたっぷりと山芋が使われていて、ボリュームは充分です。オリジナルの「ぼちぼちソース」も濃厚な関西味を良く伝えていて、とても美味しかったです。ただ・・・先にスジ塩を食べ、ナマ中を飲んでしまうと、一人ではちょっと重い感じがしました(これはおじさんの胃袋なので、若い人ならペロリでしょうが・・・)そのほかに、焼きそばや、焼きそばを乗せたモダン焼きのメニューも充実していましたが、これはまた次の機会に・・・
店内は清潔感が溢れていて、店員さんもマスターも、自分の好きなことをしている充実感で張り切っていました。サービスもとてもよく(まだ余りこんでいなかったからかもしれないけど)、徐店員さんのメニュー説明に対する一生懸命さも好感が持てました。
まあ、お味の方はあの、私にとっての永遠の名店「ジャンボ」を凌ぐほどではありませんが(比較するほうが間違ってるか・・・^^;)、すくなくとも「ぼ◎じゅう」とは格段に違う美味しさで、さすがに俳優の伊原剛志氏が力を入れている店だと思いました。チェーン店ではありますが、各店にオリジナルな工夫があるようで、なかなかいいと思います。大阪風お好み焼きが食べたくなったら、今度からここに行こうかと思っています。夜のみの営業なのが残念ですが・・・(HPは
こちら)