思わせぶりな題名ですみません(^_^;)えー、登場しましたのは、
近所にある、マッサージ・リラクゼーションセンターの宣伝ガイコツ君です。
題して「骨までとろけちゃう揉み心地」!キャッチフレーズが凄いです♪
結構鳴り物入りではじめた店なんですが、開店当初は別として、半年たったらガラガラ。
閑古鳥が鳴いてるんですね~。でも、家の周囲100m圏内に、この手の店が三軒も
あるんですよ!いくらなんでも、そんなに足ツボを揉んでもらいたい人が多いとは思えない・・・
それに、高いんですよ!「お試し価格、通常の半額」といいながら、30分1,500円(-o-;)
ということは、通常はその倍、一時間だったら・・・と思ってしまいます。そりゃ、重労働でしょうけど。
昨日、『トンケの蒼い空』を見ていたら、トンケたちMJCのメンバーが「
あんま」に行く、っていう場面が出てきました。で、マッサージに行くのかと思ったら・・・。ネタバレにもなりますのでここまでに止めますが(笑)、韓国で「あんま」っていう日本語が、こんな風に使われているとは思いませんでした。多分、日帝時代に持ち込まれたものなんでしょうね・・・イヤになってしまいます。「オデン」「タクワン」「カバン」はまあ、いいとしても「あんま」はねぇ・・・カンベンしてくださいよ、という感じ。
それにしても・・・画像は、トンケの妹分になるジョンエなんですが、なんとチケットタバンでバイトしているものなんですねぇ。茶房(タバン)がただコーヒーを客に飲ませるだけでないことは分かっていましたし、最近ドヨン様の映画で
女性も出前をするチケットタバンなる存在も知ったところなんですが、学歴や親がなかったりする若い女性は、このような賤しい(と、残念ですがはっきり言わせていただきます)仕事をする以外、まっとうな仕事に就けないのでしょうか。あまりにもそれでは悲しすぎる。
『マイボス・マイヒーロー』の中でも、ヒロインのユンジュは、奨学金が足りなくて、怪しげなルームサロンでアルバイトしていましたね。「大学に行きたいの。大学院にも・・・」という台詞に、極端な学歴偏重社会と、貧困と身分差別から抜け出すためには、進学するしかない・・・という韓国の厳しい現実を見せ付けられたような気がします。その点、まだ日本は職人さんや、伝統工芸、老舗の商店などに敬意を払っている分、いいのかもしれません。按摩さんだって極めれば、指圧師の浪越徳次郎さんのようにだってなれるのですから・・・。
付記。全ての水商売に携わる方々を「賤しい」と決めつけているのでは、もちろんありません。私だって聖人君子?ではないので、バーやスナックに行ったことはあります。親しく話をしてくれる、懇意のママさんだっていました。仕事の疲れを家庭に持ち込まなくてすむ、ありがたい存在と感謝しています(^^)だけど、「あんま」や「タバン」は違います。やっぱりその決定的な境目は、仕事として春を鬻ぐのかどうか、ということにかかっているんじゃないでしょうか。(韓国映画を見ると、割り切っているのか、結構こういう仕事している若い女性があっけらかんとしているのにも、厳しい儒教社会なのに・・・と混乱しますが。。。)