あるびん・いむのピリ日記

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顕忠日(현충일)に思う

今日は韓国の休日、顕忠日(현충일)。これがどのような休日であるのかは、以前ある方から詳しく教えていただいたが、要は朝鮮(韓国)戦争を主体とする、戦没者追悼の日である。この日は国旗(太極旗)も半旗に掲げ、午前10時には国民が一斉に黙祷する。TVでも朝からノ・ムヒョン大統領が国立墓地に参拝する公式行事を中継していた。
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・・・見ているうちに、外国人である私もしめやかな気持ちになり、思わず黙祷してしまった。現在の韓国の平和と繁栄は、言うまでもなくこれら亡くなられた方の尊い犠牲の上にあるわけで、そのことなくしては、現在の私の留学・研究生活も成立しないわけなのだから・・・
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・・・しかしながら、守るべき「国」とは、一体なんだろう。国家とは?民族とは?戦争が愚かしい行為であることは言を俟たないが、韓国のようにいまだに準戦時体制にあって(そうなんですよ!)、国家的アイデンティティーを外形的にも保持し続けなくてはならない国家と、日本とではだいぶ意味が違う。私にとって、守るべきものは何か。それは愛する家族であり、日本の自然や文化なのであって、共同幻想としての「国家」や「民族」とは違うのではないか・・・などと、朝から小難しいことを考えていたら、MBCが『クラシック(邦題・ラブストーリー)を流し始めた。
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いやー、何度も何度も、映画館やDVDで見た作品にもかかわらず、また見てしまいました(^^)そしてもう、テスの○○未遂のあたりからうるうるし始め、ベトナム参戦へと向かう列車での別れのあたりから涙が澎湃と出て止まらなくなり、ラストのパンディプリ=Kissシーンでは、自宅で誰も見ていないことをいいことに、もう大泣きに(爆苦笑)やはり男としては、「愛情」という不可思議かつ不可解な感情ではあるけれど、それによって結ばれたものを守るために、戦わなくてはいけないのだ・・・と私的には納得した次第。それにしてもやるねえ、MBCさん。『太極旗を翻して(邦題・ブラザーフッド)』みたいなストレートな作品を放映するより、こっちの方がよっぽど愛国心が刺激されるよ・・・等と思ったりした。

ああ、男って「愛」やその記憶のために死ぬことができて、女は「愛」やその記憶のために生きていくことができる生き物なのだなあ・・・と映画を見ていて改めて思った。やっぱ、スンウ君の人間味溢れる笑顔は胸を抉るよ。この国で見ると、なおさらそう、思う。
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by cookie_imu | 2006-06-06 15:14 | 韓国文化全般