初めましてみなさま。ブログオーナーのくっきー・いむと申します。東京在住在職の、しがない中年男性、妻子持ちです。なんのとりえもございませんが、わざわざおいで頂きありがとうございました。どうか、趣味のブログではございますが、これから楽しくお交わりを頂ければ嬉しく存じます。

(乙支路四街・名宝映画館向かいにある大鐘像)
昨年の暮、紅白歌合戦を見ていて、なんだか当たり前のようにBoAが歌い(もう貫禄も感じる)、そしてRyuが韓国語で「冬のソナタ」の主題歌を歌い、そしてビョンホンが出てきて挨拶をする…というシチュエーションを、やはり隔世の感で見ざるを得ませんでした。
続いて元日、同じNHK総合で行われた生番組、「日韓友好年記念コンサート」を見ていて、今度は胸が熱くなりました。私の応援するユンソナが、美しいチマ・チョゴリ姿で司会をしていたから、だけではありません。お互いの国の歌が、そして和太鼓や農楽のコラボレーションまでもが、全く違和感なく、お互いの友好の中で歌われ、また演奏されていたからです。そこには一片の陰りも、違和感もなく、フィナーレで全員が歌った「故郷の春」は、晴れ晴れとした喜びに満ち溢れていました。
そして、同じく元日から始まった、在日・韓国・日本をつなぐCS放送「J-Koria」では、とうとう最後まで課題とされていた在日韓国の方々の問題までもが、前向きに動き出した手ごたえを感じました。
何度も申し上げるようですが、こんなことは、ほんの数年前には考えられなかったことです。およそ40年ほども昔…私の少年時代、あれほど日本がご迷惑をかけたにもかかわらず、日本に残る決断をされたコーリアンの皆さんに対しては、差別意識が満ち満ちていました。そして南北分断の苦しみの時、日本はその戦争特需によって高度成長を遂げたのにもかかわらず、隣国の人々の苦しみを全く理解しようとしていなかったように思います。そして、
金大中(そのころはまだ、きん・だいちゅうと言っていました)事件、大韓航空機撃墜事件などを通しても、北は恐ろしくて何を考えているか分らない国、南は近いけれど政情も不安、反日感情も強い「遠い国」…としてしか、自分の心のうちに置いていなかったような気がします。
しかし…大学を卒業してから知り合った彼女(現在の家内)の親友が、日本に留学していた韓国人の方であったことを機縁に、その方のお招きもあって新婚旅行に韓国一周へと行くに及んで、私の意識にははっきりとした変化が生まれたように思います。あれは1986年、ソウルオリンピックの二年前でした。プサンのジャガルチ市場は活気に溢れていました。けれど、市場で唐辛子を売っていたアジェンマを写真に撮ろうとしたところ、思いっきり怒鳴られたように対日感情にはまだまだ難しいものが残っていました。ソウルの街中は、オリンピックに向けて様々な突貫工事が行われていました。一方で、タプコル公園でのんびりとタバコをすっている老人は日本語を懐かしみ、私たち新婚夫婦に日本語で話しかけてきました。あれだけ嫌な思いをしたはずなのに…と、私の胸には忸怩たる思いがありました。日韓両国民のこの状態はいつか改善されなくてはならない…私はその時、痛切に思ったのです。
その後、しばらくは仕事の忙しさ、子供も生まれて生きていくことの大変さに、そんな思いも紛れていましたが、子育ても一段落した2000年、「ハリウッドを凌ぐ」というキャッチ・フレーズで公開された韓国映画『シュリ』を見て、私の心には再び火が点されたのです。それから今までの四年間は・・・夢中で韓国映画を見、それに伴って韓国から来日して、日本のドラマに出演した美しき女優、尹孫河(ユン・ソナ)を知り、「この人こそ、日韓の真の架け橋になる人だ!」と確信し、ファンサイトを立ち上げ、また、ハン・ソッキュなどの俳優の演技に心酔しつつ、それらを日韓交流の名の下に応援し続け、文学、詩、演劇、ミュージカル…とその裾野を徐々に広げつつ、現在に至っています。
しかし、冒頭に掲げた大鐘賞のトロフィー画像にありますように、私の原点はやはり「韓国映画」にあります。韓国の現在の「韓流」を支えているものも、また映画です。これらの映画の中に流れる「情」や家族観、そしてその人生観がもたらすもの…こうした魅力は、現在でも私を掴んで離しません。私の基盤である「日韓・韓日相互理解と友好」という目標をしっかり見定めつつ、これからも楽しく、そして有意義に韓国映画を見てまいりたいと思います。その感想を、ほんとうに拙文で浅薄なものですが、このブログに今後も残してまいりたいと思います。大方のご意見や、コメントもいただければ嬉しく思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
来る将来、最後に残された、北の国の方との相互理解と友情が芽生えていくことを祈りつつ、2005年年頭に当たってのご挨拶とさせていただきます。
チョット、堅くなっちゃいましたが、まあ、要するに趣味の映画のレビュウです(^^)何でもけっこうですので、お暇がありましたらご覧頂いて、どしどしご意見書いてください!
追記
その後、韓国のテグに渡り、現在ではテグにある大学の東洋哲学科博士課程に留学しながら、客員教授として日本語学科の講義も受け持っています。ますます、日韓の相互理解と北東アジアの平和のために役に立てれば・・・と思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
連絡先:jajamen3@hotmail.com