あるびん・いむのピリ日記

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憧れの人・詩人谷川俊太郎

まあ、ミーハーな私としては、憧れの人・一目お会いしてみたい人…というのはたくさんいるのですが、日本最高の詩人の一人と万人が認める谷川俊太郎氏もその一人でした。その谷川さんが、新刊記念(といっても文庫なんですが)の出版を記念して、トーク&サイン会を開く…というので、予約をして本日行ってまいりました。本の題名は「これが私の優しさです」という、デビュー時からの代表詩を集めた、オムニバス形式の、集英社文庫です。
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場所は青山の国連大学裏にある青山ブックセンター(通称ABC)です。ここは、六本木ヒルズでも24時間営業の支店を出していたことで有名だったんですが、そのあまりにもカルト的・マニアックな品揃えのため、一昨年倒産の憂き目にあってしまいました。それを、従業員達が必死で再建し、文化人達も応援する…ということで、時々このような大物文人がサイン会に登場することとなったのです。
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私は、職業柄ということもありますが、ずいぶん以前から谷川俊太郎氏や雑誌『櫂』に集まった同人の茨木のり子さん、川崎洋さん、生活詩を歌うことでは右に出る者のいなかった石垣りんさんなどの詩の大ファンだったのですが、昨年暮に石垣さんが亡くなった時、その講演会に行く機会があったのに行くことをせず、結局その謦咳に接することができず終わってしまい、切歯扼腕した思いがあったので、今回はぜひ出かけてみよう…と思ったわけです。

こう書くとずいぶんと格好よさげですが、実は
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by cookie_imu | 2005-01-30 22:06 | 小説・詩・文学あれこれ

『手紙(편지)』

「パリの恋人たち」で、今をときめく俳優、パク・シニャンが、その名を世上に知らしめた名作。
五年前にも一度見たのですが、昨晩の「韓国映画祭」、銀座ヤマハホールで上映されたものを、久しぶりに見に行ってまいりました。会場は、当日券もありましたが、若い女性でほぼ満席でした
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監督は『菊の花の香り』『SSU』で日本にも名の知られたイ・ジョングクの1997年の作品。お相手の女優は「韓国でお嫁さんにしたい女優No.1」にも選ばれたことのある、チェ・ジンシルです。最近は元巨人投手チョ・ソンミンとの泥沼離婚話で有名ですが…
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話は、パク・シニャン演じる樹木研究所研究員、チョ・ファニャが、毎日同じ駅で列車に乗る大学の国文科女性講師、イ・ジョンインを偶然の出来事から好きになる…というところから始まります。財布を拾ってあげたお礼に、と彼女を樹木研究所に招待するファニャ。植物研究員という地味な?仕事の割には、ファニャの愛は結構、力強くストレートです。そして、ジョンインをぐいぐいと惹きつけていき、二人はあっという間に結婚します。それからは、まさに絵に描いたような幸せな暮らし…このあたりは見ていて気恥ずかしくなるほどですが、チェ・ジンシルのチャーミングさと、パク・シニャンの自然な笑顔が、それを作為的に見せないのはさすがです。また、仕事で出かける妻のために家事をしたり、疲れて帰ってくると妻の足を温浴マッサージしたり…と、まさに「理想の夫」の極致のような役を演じて全く間然とするところがありません。そこもまた、さすがです。
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しかし、幸せな家庭に突如不幸が襲います。夫のファニャがなんと脳腫瘍に冒されてしまうのです。しかも検査をした時はもう手遅れ。今でこそ韓国ドラマや映画の“定番”とも言えるシチュエーションですが、この映画を最初に見た五年前は、「なんというご都合主義だ…」と、半ば呆れ、しらけた思いで見ていました。

ところが、ここからだったんですねぇ、凄かったのは。
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by cookie_imu | 2005-01-29 13:54 | 韓国映画・新しめ

今一番見たい映画なんですが…『マラトン』

昨夏、ミュージカル「ジキル&ハイド」を見に訪韓したくらいのチョ・スンウファンなので、前評判の高さからも、本当は飛んででも韓国の初日舞台挨拶に行きたかった映画です。
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ご存知の方も多いかと思いますが、チョ・スンウは若手ながら芸域の広い演技派として認められていますが、その彼が自閉症の青年を演じ、22年ぶりに主人公チョウォンの母親役で出演したキム・ミヒの好演も相俟って、クランクアップの試写時から名作の誉れ高い作品です。つい最近のインタビューでも、その演技に対する、無心で臨んだ心構えをチョ・スンウ自身が語っています(インタビュー記事はこちら)。私も予告編を見ただけでその純粋な演技に打たれ、思わず涙が出てきたくらいでした。

それだけの作品ですから、ぜひソウルに行って、銀幕で見て、スンウ君に拍手喝采!を送りたかったんですが…仕事と家庭の事情で叶いませんでした(涙)。でも…見る人が見に行くと、こんな生臭い話題にもなっちゃうんですネェ…(いえ、交際宣言したカン・ヘジョンちゃんじゃないっすよ^^、生臭い記事はこちら)感動していただくのはありがたいし、見に行ってくれるな等とは到底言えたものではありませんが、なにもその場で『あの時、あの人たち』のことを引き合いに出すことはないのに。まあ、ハンナラ党のパク代表は著名な政治家なんだから、仕方ないとは思いますけれどね…。『マラトン』の評価とは、何の関係もないんだから勘弁してほしいっす。
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by cookie_imu | 2005-01-28 13:04 | 韓国エンタメNews小考

今一番の旬男優!?カン・ドンウォン

なんだそうですね。昨秋に訪韓した家内が、25歳の仕事関係の女性にインタビューしたところ、「なんていってもモシッター、チョアヨー♪」と、オメメハートマークにしていた男優さんだそうです。「クォン・サンウは?」と尋ねたら、「あれはもうアジョッシ」だそうな…サンウ君、可哀想に。でも、ホスト疑惑で激怒してたらほんとうにもう、引退潮時にされちゃうよ(^^;
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画像は、今夏ワタシが訪韓した時、テハンノのシネコンで撮ってきたものですが、これまた気の毒なことにイ・チョンア、顔ごとくり抜かれてました(笑)。ここに顔を入れて、『オオカミの誘惑』気分に浸ろう、って訳で、もう、引きもきらず記念撮影するティーンズで一杯!人のいない隙に撮影するのが難しいくらいでした。でも、まだこれはいいんです。日本版のポスターやティーザーチラシでは、もう一人のウリのチョ・ハンソンですら脇に追いやられてますからね…
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これ、先日行った有楽町シネカノンに飾ってあった、例の東京ファンタ(だったかな…)の時に三人で来日した時の、サイン入り日本版ポスターです。ファン垂涎ものですね。私はファン、というほどではないんですが、ペ・ドゥナが好きで、ドラマ「威風堂々、彼女」を見ていたときから、結構彼を気に入ってました。本格的に演技をいいなぁ、と思うようになったのは、キム・ハヌルと共演した『彼女を信じないで下さい』です。ちよっととぼけたようで、ほのぼのとした優しさが滲み出ていて好感度抜群でした。映画自体もとてもよい出来で、いつかレビュウに上げたいと思ってます。
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昨夏は、そのままロング・ランしていた『オオカミの誘惑』を、その劇場ではなくてソウル劇場で見ました。ほんっとに、若いアガシが多かった!で、映画の最後には泣いているコも…私はそんなものすごく感動した、と言うわけではないのですが、相変わらずのカン・ドンウォンの爽やかな演技は印象に残りました。ですが、昨夏やはりやっていたSBSドラマ「マジック」は、クールな二枚目を演じてイメチェンを図ったようですが、コケちゃったみたいで残念です。
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だけど、今度の「茶母」映画版『刑事』は撮影快調みたいですね。日本ではその前にオオカミで売るだけ売ろう…という作戦が、こんなおピンクなリーフレット作っていることからもミエミエなんですが(それにしてもオオカミの誘惑フレンズとは驚いた@o@)、それでも敏感に韓国大好き女性陣のハートを掴んでいますね。日韓友好年の今年、どのくらいブレイクするか、大いに楽しみです。
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by cookie_imu | 2005-01-24 21:36 | My御贔屓韓国俳優

『パッチギ!』

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初日初回を、有楽町シネカノンまで行ってみてきました、とりあえず一仕事して駆けつけて…
もう間に合わないかと思いましたが、意外なことに最後に滑り込むことが出来ました。これで井筒監督や塩谷瞬、沢尻エリカなどの舞台挨拶を見ることができると、気分はもう上々!これはその有楽町の会場近辺の画像です。この大型ポスターは、写真の沢尻さんのものと、塩谷君のものと二種類ありました。私は迷わず清純なチマ・チョゴリ制服姿の沢尻さんのものを買いました(^^)そのほか、プログラムや当時のフォーククルセダーズの復刻CDなど、グッズ盛りだくさんでした。「少年Mのイムジン河」もありましたよ(^^)
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また、ロビーの一角では、ディスプレイでメイキング映像が流されていて、いかに気合の入った撮影を井筒組が行っていたか・・・がよく分るようになっていて、とても興味深かったです。若い男優さんは監督にしごかれて大変だったとは思いますが、丁寧に演技指導する監督の姿勢からは、きっと学ぶものが多かったことでしょう。
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予告編もなく、すぐに本編が始まりましたが、もう、私のようなおぢさんには懐かしくも嬉しい、当時のカリスマGS、OX(オックス)の失神ステージシーン再現から!こういった徹底したこだわりが、舞台の60年代にすぐ私を連れ戻します。あのころの懐かしい情景が、宝石のように画面に散りばめてあります。炭火七輪、白黒テレビ、オート三輪…そのこだわりは、リアリティを徹底する監督の執念を感じさせるように、画面の隅々まで行き届いていました。その監督の気迫は、当時を知らない若い観客にも必ず伝わる、と思いました。

さて、ここからはネタバレと過激な論評ありの本編鑑賞記です。
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by cookie_imu | 2005-01-23 19:28 | その他邦画・洋画

『またの日の知華』

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とりあえず、映像権をクリアできそうな物件がありませんでしたので、オブジェという処理でプログラムを掲出しました。不鮮明で恐縮ですが、単なる景物ということでご了解をば(^^;

この映画は、先にも少しご紹介しましたが、『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家」などのドキュメンタリー映画で知られる、原一男監督が、初めて劇映画に挑戦したものです。しかも、知華、と呼ばれる一人の女性の半生を、四人の女優が演じ分ける…という意欲的なもので、かなり期待して見に行きました。過日亡くなられた在日の舞台名女優、金久美子(キム・クミジャ)さん最後の作品、ということも、大いに鑑賞意欲をそそる一因でした。

結果は…期待は裏切られることなく、四人の女優の演技も素晴らしいものでしたが、ずいぶん暗い映画だったな…という印象を持ちました。もっとも、主人公の谷口知華が、体操選手としての挫折を機に、体育教師として夫も子供もありながら、夫の病気を境に若い体育教師との不倫に(またかよ^^;)溺れて行き、そして転落の人生を送る…というものですから、全体のトーンが明るくなりようもないのは当然と言えば当然でしょう。女優陣も、まだ若い吉本多香美をのぞけば、それなりに芸歴を重ねられた方々で、しかもどちらかというと人生の陰影を描き出すことに長けたような皆さんなので、ぐっと翳りの濃い憂鬱感がスクリーンを終始覆うのも無理はありません。そのなかでもやはり、キム・クミジャさんの、切なさの中に温かく包容力を感じさせる演技や、世紀末的な倦怠感の中で、どうしようもなく身も心も崩落してゆく女を演じた桃井かおりの演技力は圧巻と言うほかはありませんでした。特にラストの電話ボックスのシーン!ネタバレになるのでこれ以上は語れませんが、かのイ・チャンドン監督の傑作、『グリーン・フィッシュ』で、ハン・ソッキュが最後に公衆電話からかけた電話の感動に、勝るとも劣らないものであった…と私自身は思っています。

では、なにがその暗さに対して、ことにネガティブな部分を感じたかと言うと、忘れられてきた時代に対する屈託した思い、と言うようなものだと思います。その時代時代の社会的な出来事、例えば安田講堂の占拠事件とか、浅間山荘事件とか、三菱重工爆破事件とかがニュースとして挿入されるわけなんですけれど、「知華」という個人も、それにまつわる家族や男たちも、ほとんどそれと無関係な世界を生きている。所詮は戦後民主主義だ、革命的マルクス主義だゲバルトだ、とラディカルに生きてきたつもりだけれど、何一つ人間の生き様を変えられなかったじゃないか…という監督の苦渋の思いが、痛々しい諦念として伝わってくるんですね。こちらもほぼ同年代の、いまや飲んだくれおぢさんと化した中年ですから、同じ痛みを共有してしまうわけです。で、終わった後で、この憂愁を晴らすためにはマッコルリかソジュを呷るしかない…という仕儀に相成るわけです(実際にはスンドゥブチゲにメッチュだったわけですが(笑)

私もそういう戦後民主主義的世代としては、昨今の時代状況に閉塞感を抱いている者ということになるわけなんですが、それでも、やはり原監督の思いとは微妙に違う部分もあるわけです。しつこくジャブを小出しにしていれば、またいつか情勢の変わる時が来るかもしれないという期待感は持ち続けたいと思うし、事実、日韓関係などはそういったサブカルチャーが変えていった側面もあると思うし。ここまで深い諦念に塗り込められてしまう必要はないんじゃないか、ってね。でもまあ、私はゲバ棒振るったわけでも、バリスト(バリケードストライキの略、化石語)貫徹したわけでもないから、あんまり偉そうなことはいえないけれど(笑)。

ただ・・・、そういった個人的な思いを抜きにすれば、一人の女性の運命を、四人の女優の個性的演技通して、人生の真実相としてあぶりだそう、という監督の手法はまことに斬新かつ芯の通ったものになっていると思いますので、上映期間は残り僅かとは思いますが、ぜひご覧になることをお勧めいたします。
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by cookie_imu | 2005-01-23 13:22 | その他邦画・洋画

『東京タワー』

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                  (C)amazon.comこの本を読む
黒木瞳とか、岡田准一、寺島しのぶ…なんて、自分とは一番遠い世界の人々だと思っていましたんで(笑)、この手のロマンティックな国産ラブメロには一切、手を出していませんでしたか、ある寺島しのぶの熱烈ファンの方のお誘いにより、まあ、たまには韓国ラブメロ以外の映画も鑑賞しておくか…と、遂に見に行ってしまいました(^^;

原作は立ち読み程度しかしていなくて、さらに江國香織さんの著書もほとんど読んだことがないので偉そうなことは全くいえませんが、やはり、なんていうか、中年のおぢさんには全くの現実感のない、夢物語にしか思えません。「源氏物語」雨夜の品定めの昔から、若い美男子が年上の女性を誘惑し、恋に落ちる…という話は枚挙に暇がないのですが、まず、若者側に、ただ性欲を満たすためだけではない、あるいはディンジャラスな恋に、日常のアンニュイさを紛らす、というだけではない、という説得力が欲しいんですよ。だけど、青年達には日常の恋人もいれば、大学生活、バイトもある。何一つ不自由なく暮らしている。では、アールデコ調の世紀末的デカダンスの香りがするかといえば、そうでもない。要するに(役者本人に、じゃないですよ、誤解なきよう)若い二人の男性に、知性と教養のかけらもないんです。そんな若者に、自らの欲求不満の解消とばかりに肉体をぶつけたのではなくて…トゥルー・ラブを求めたんですのよウフフ、という不倫の言い訳をしても、現実感が湧く訳は無いではないですか。相手の体を求める前に、相手の心や感性に触れ、そして恋に落ちる。六条の御息所の場合も、そうやって源氏とやるせない、奈落の恋に落ちたのですから…。

でもそうやって、無知な若い男にワインだのラフマニノフだの教え込んで、自分の籠の鳥にする…っていう願望は、多分、ある年配以上の、もしくは有閑家庭婦人の?永遠の願望かもしれない。しかし、大部分の汗水たらして真面目に働いているお父さんにしてみれば、「カンベンしてくださいよ」っていう世界でしかありえない。ただの「まわりを取り巻く空気感」だけで恋に落ち、家庭までメチャクチャにされちゃかなわんのですわ。古い価値観なのかもしれないけれど、そこに有島武郎じゃないですが、「惜しみなく愛は奪う」っていう、相手に対する切実な欲求があれば別なんですけれど、岡田君演じる小島透には、どうもそういう気概がない。「オモチャにされるのはいやだ」っていう自分のプライドを傷つけられたとか、黒木瞳演じる詩史の世界観の中で飼いならされてきたから、いまさら他の女性に関心がもてない、なんていうのは、男性からしてみれば最高にカッコ悪いわけですよ、だって自分のアイデンティテイを確立できてないわけですかららね。「なんだ自己も持ってない、未熟なこいつは」ってな感じです。

対するに、寺島しのぶと松本潤の不倫話のほうは、まだしも現実感があり、寺島しのぶの相変わらずのすごい演技力には舌を巻きましたし、フラメンコの場面も素晴らしかったです。が、それは寺嶋しのぶがすごいんであって、この映画の中で、それでも相手をどうしても切実にお互いを求め続ける…という必然性をどうしても感じない。そこに、この映画の、単なるテレビドラマ以上の域を脱しない虚構性を感じてしまうわけです。

女優の皆さんは年齢を重ねても十分美しくて魅力的だし、映像は美しく、ノラ・ジョーンズの音楽も切なく、丁寧に作ろうとする監督スタッフの意図は分りますが、要するにやはり観客を選ぶと言うことでしょうか。また、映画のラストも小説とは大幅に改編されていますので、小説のファンである方も、映画は別物と思われたほうがよろしいかと思います。今回はだいぶ辛口のレビュウになってしまい、申し訳ありませんでした。
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by cookie_imu | 2005-01-23 12:17 | その他邦画・洋画

新宿に、仕事の後ちょっと映画を見に行ったんですが・・・

原一男監督、初の劇映画『またの日の知華』をシネマスクウェアとうきゅうに見に行ったんですが…非常に内容の濃い、考えさせられる映画でした。その話はまた稿を改めましてですね…その、行きがけに見たもの。大したもんじゃないんですけれどね・・・
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なんちゅうか・・・大久保病院の近くの、超有名ホストクラブのとなりにあったんですが、「旧姫」という名前からしても、根っからの韓国クラブとも思えず。IZAKAYAと銘打っているのにこのネーミングとは…やる気あるのかないのか!って、入ってみるのも怖いけれど(爆)
おまけに「道路占拠物違反票」なるものをべったり貼られてましたです、ハイ。
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その後、シネマスクウェアから帰るところの階段で、『英語完全征服』の日本版ポスターを見ました。これは、イ・ナヨンもはっちゃけていて、かなり期待できそーだじょ。まあ、チャン・ヒョクは軍隊行ってますが。『僕カノ』といい、ホント、タイミングの悪い奴ちゃ。残念!!

で、帰りに職安通りで晩メシ喰って帰ったんですが、「たまには新しい店も開発しよう」と思って、「韓国家庭料理の店」っていう看板かかげる、某有名店の二階にある、『◎屋』っていう、小ぢんまりした店に入ったんですよ。そしたら、誰もいなくてアジェンマとバイトアジョシ一人。もう、店の壁といい天井といい、所狭しとポラ写真が貼ってある。アジョシは出前のチャジャンミョン食べてるし。「ここはソウルの路地裏か!?」

これはやばい店に入っちゃったかなー、
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by cookie_imu | 2005-01-19 23:24 | そのほかいろいろ

「少年Mのイムジン河」

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                    (C)amazon.comこの本を見る
元フォーククルセダーズのメンバーで、現在では時計批評家など多趣味な雑誌編集者として知られる、松山猛氏の青春グラフィティでもあり、ご存知、これから公開される予定の井筒和幸監督の期待作、『パッチギ!』の原作本でもあります。

本文はあとがきを含めても僅か、70ページほどの短い本であり、内容も小・中学生を対象としたと思われるような、分かりやすいものであるが、松山氏自身の京都での在日コーリアンとの真摯な触れ合いと、その後「イムジン河」を歌うに至った経緯が簡潔に書かれています。

イムジン河は、内容が現実をきちんと反映していない、というようなクレームをつけられて、60年代当時発売禁止になった幻のフォーク・ソング。しかし、それがかえって戦後民主主義を信じる当時の若者(私もそうでした^^)の気持ちを高揚させ、集会などでは必ず歌われた歌で、私もこれを聞くと当時を思い出して懐かしくなります。

映画は、男女の恋愛を瑞々しく描くため、原作とはかなり書き換えられているように聞いていますが、それでも「イムジン河」を歌い継いだ、民衆の熱き心は失われていないと、予告編を見て思いました。映画をご覧になる前に、ぜひご一読をお勧めいたします。
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by cookie_imu | 2005-01-19 09:05 | 最近読んだ本・雑誌・漫画

辛くない韓国料理、その1「九節板」

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家族ぐるみでお付き合いさせていただいている、テグのパクさんのお宅に伺った時にご馳走になったものです。子供がまだ小さくて「辛いものは食べられないんですが…」と言ったら、驚くなかれ、大人用のキムチ以外は全く辛くない韓国料理を次々に、写真にあるようにまさに「机の脚もたわむほどに」出してくれました。今思えば、「チャングムの誓い」なんかに見るような、宮廷料理にルーツを持つものだったんだけれど、その時は辛くない韓国料理なんてクッパやサンゲタンくらいしか知らなかったんで、すごく驚いた。しかも美味しい!

で、その1は「九節板(クジョルパン)」。薄焼きの小麦粉の皮に、細かく調理された野菜や千切りにしたお肉を挟んで食べるんですが、その野菜(例えば椎茸の煮しめ多様なもの)の下ごしらえにたいへん時間がかかるそうなんです。「特別なお客様が来た時か、お祝い事の時だけに作るんです」と言われて、すんごい感激しました。味は、淡白だけれど滋味があって、繊細。それにいわゆる「韓国五色」もよく考えられいて彩りもよく、とても美味しかったです。盛りつける専用の器もあるんですね。「韓国料理は見栄えが良くない」「辛いだけで大味」なんていう先入観が、根底からくつがえりましたよ。。。
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by cookie_imu | 2005-01-18 00:40 | 韓国酒・ごはん