今日のレッスンでまたやられた!
やっと這い上がったと思ったら、
またしても奈落の底に突き落とされた…
先生のたまわく、「あるびんさん、指あなの押さえ方、変えましょう」
「モ?(日本語で「はぁ?」みたいな語感。パンマル《ぞんざい語》なので本当は師への言葉づかいではない)」
「今までの押さえ方を基本から変えて・・・ここを、こう、こう、と(と抑え方を変える)」私「・・・・・・」
(ショックで声も出ない)「こうすると、穴の音(理解不能)が出るんですよ。これが本当の吹き方なんですよ」
「本当の、って・・・じゃあ、いままで私がお習いしてきたのは、偽の吹き方だったんですか!?」
「いや・・・そういう訳じゃないんですけど・・・最初からこの奏法を教えちゃうと、指が動かなくなるんで」
私「(力無く)はああ・・・・・・そうですか。トホホ(泣)」「あ、ケンチャナヨ~!私も軍隊から帰ってきて初めて
先生に教わったんですから」「(なんですかそれは)わかりました。頑張ります(;;)」
とは言ったものの、また一から、基本から学びなおしである。やっと楽しく吹けるようになったと思ったら!
まあ・・・稽古事なんて所詮はこんなもんであろう。壁を越えたと思ったら、また高い壁が現れる。
でも、こうでなくっちゃ!とも思う。山は高ければ高いほど、登り甲斐があるというものである。