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あるびん・いむのピリ日記

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『宇宙戦争』

いわずと知れた、スピルバーグの、今年最大といってもいいほどの規模で創った、ハリウッドの威信をかけた作品。原作はこれまた知らない人はいないH.G.ウェルズの同名のSF。かのオーソン・ウェルズの歴史に残るラジオ放送でパニックを引き起こしたことはもとより、1953年には古典的名作として映画化されている。SFファンとしては、ファーストトレーラの時から「絶対見に行くぞ」と、胸躍らせて待っていた作品でもある。
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とにかく、前半は息も継がせぬほどのパニックに次ぐパニック。手に汗握る・・・というのはまさにこのことか・・・とばかりに、子役のダコタ・ファニングちゃんとおんなじくらい、オメメをまん丸に見開いて驚いてばかりいました。息子のロビンをはじめ、トム・クルーズダメ親父との父子愛も、上手く演じられていたんではないかと思います。
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ネタバレになるからこれ以上触れられないけれど・・・あの「宇宙人」や「乗り物」も、SFファンのツボを刺激する、いい出来だったと思いますよ・・・科学的な力とおぞましい生物的嫌悪感が程よくミックスされていて・・・特に、なんだかわかんないけれど、ちよっとほっとさせておいて、よりエスカレートした恐怖でこっちをズドーンと、休みなく撃つ!というスピルバーグの手法はこの映画でも最高に健在だったと思います。



だけど・・・だけどね。ここまでいいところばっかり見つけて褒めたんだし、例えばロ◎ンはどうやってボ★トンに行ったんだ??なーんちゅう、突っ込みもしないんで(爆)、ひとつだけ言わせてちょうだい。お金ももちろん、返さなくていいから・・・(爆)

あのラスト、あのオチは一体ナニ!?原作の時代や53年版ならいざしらず、遥か太古から地球人を観察して、周到に侵略の準備をしとったんじゃろが!それなのに・・・なんでぇ、観客をバカにすんじゃないよ!!「エコロジカルに人類を還元するような、シニシズムに満ちたラスト」とか理屈こねてみろ・・・ぶっ◎すぞオンドリャー(はぁはぁはぁ・・・)お下品な物言いでシツレイイタシマシタ。あー、すっきりした・・・シウォナダ~(激爆)
by cookie_imu | 2005-07-09 22:59 | その他邦画・洋画