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あるびん・いむのピリ日記

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全州ロケ地めぐり

映画祭にいらしていた、韓国映画ファンでこちらでもおなじみのな◎ごさんに教えていただいて、由緒ある古都チョンジュを観光がてら、ロケ地巡りしてまいりました(^^)
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まずは李氏朝鮮建国の祖、太祖<李成桂(イ・ソンゲ)>の肖像画を奉るため 1410年に立てられた慶基殿(キョンギジョン)のすぐ向かい側にある、これも1914年と非常に歴史のあるカソリックの殿洞聖堂(チョンドンソンダン)。ここはかの名作『約束』で、ドヨン様演じる女医さんと、パク・シニャン演じるヤクザの親分が駆け込んで、夫婦の契りを交した教会です。確かこの↓場面・・・後ろにうっすら映っているのがお御堂の正面入り口ですね。さすがに、この当時のドヨン様は輝くばかりに若々しく美しく、シニャン氏にも瑞々しい侠気が感じられ、今でもこの映画のファンが絶えない・・・というのも頷けます(何を隠そう、私もその一人ですが^^;)内部は撮影できなかったのですが、荘厳かつロマンティックな雰囲気に、思わずうっとりとなりました♪
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その教会からほど近くにあるのが、韓国伝統家屋保存地域(ハノンマウル)です。今も人が住んでいるため、残念ながら中は見ることが出来ないのですが(ジェヒ君ではないので^^;)、その家並みの佇まいを見るだけでも十分に往時を偲ぶよすがとなります。そして、その道の角に建っているのがこれ!このオンボロ二階家の画像ではよくお分かりにならないかも知れませんが、これこそあの『ホワイト・バレンタイン』の、ジヒョンちゃんがおじいちゃんと営んでいた本屋さんなんです(^^)これまたボロボロにはなっていましたが、若かりしヤン・ドングンがこっそり隠れていた街灯もあって、思わず私も隠れたりしてみちゃいました♪
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それにしても・・・撮影当時のチョン・ジヒョンは芳紀17歳ですか~。まさしく、匂いたつような可憐さが感じられますね・・・おじいちゃんは『曼陀羅』で鮮烈なデビューを飾った往年の名優、チョン・ムソンです。
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そして最後は・・・そこからさらに歩くこと二十分、ハノクマウルのはずれ近くにある「全州郷校(チョンジュヒャンギョ)です。郷絞とは李氏朝鮮の国教<儒学>を教える官立学校の一種で、 孔子の弟子をはじめとする中国の儒学者や韓国18賢人が祀られているというお堅い学校(もちろん今は史跡だけですが)なのですが、ご存知の方も多いと思いますが『YMCA野球団(邦題・爆裂野球団。でもこの邦題は使いたくありません・・・)のロケ地となったところです。韓国に儒学の勉強に来ている私にとっては、二重の意味で見学したかったところなので、ちょっと遠かったのですが、その緑滴る梧木台という高台の麓に森閑として佇む書院(ソウォン)を見たときは、本当に来てよかったと(痛む足をさすりながら)思いました。
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ほら、今にもソン・ガンホが塀を乗り越えてやってきそうな・・・・・・
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先ほどの殿洞聖堂(チョンドンソンダン)も、『YMCA野球団』にはちょこっと出てきます。しばらく心を鎮め、論語の一節を唱えながら、校内を散策しました。

映画を見ることも喜びですが、このようなロケ地と伝統ある名跡を観光できることも、また大きな喜びです。快く資料を提供してくださったなあ★さんに、改めて御礼申し上げます。
by cookie_imu | 2006-05-09 16:13 | 韓国文化全般