ちょうどほぼ一年ぶりに、大学院の指導教授(当時は仕事先の人と表記^^;)に去年の夏連れて行っていただいた「雁鴨亭」に、再びプライベートな納涼会として行った。
また色々と美味しいものを頂いたが、私の中で密かに“リベンジ”を誓っていたものがある。それは「安東シッケ」だ。去年頂いたときは半分も飲めずに、生まれて初めて人にご馳走されたものが完食できない、という屈辱を味わってしまった(その時の記事は
こちら)
しかし―今回は違った。ものの見事にリベンジを果たしたのである。強がりで言っているのではない、韓国に約半年暮らした結果、このような複雑極まりない発酵味覚を「美味しい」と感じる感性が育ったのだ。それに、世界最強の発酵食品の一つ、本場の新鮮なホンオ・フェを「泣きながら」食べた私にとっては、もう何も怖いものなどなかったのだった(爆)
しかし、さすがに指導教授も今回、「アー、マシッソッソヨ!」と言って、最後の一滴までシッケを飲み干した私を、びっくりしたような顔で見ていた。・・・きっと帰ってから、チュオタンやチョングッチャンのように懐かしくなる食べ物の一つに違いない。ちなみに、画像手前にあるのが普通のシッケ、奥のオレンジ色のが安東シッケである。安東地方(ハフェマウルなど)にいらした方は、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。