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あるびん・いむのピリ日記

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『ザ・レイクハウス』

封切初日、怖いもの見たさ?で早速行って参りました(^^)
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ご存知、本家韓国版『イルマーレ』をハリウッドがリメイクしたもの。主演のイ・ジョンジェの役にはキアヌ・リーブス、チョン・ジヒョン役にはサンドラ・ブロックと、『スピード!』以来当代切っての人気俳優コンビを配しています。監督はアルゼンチンの新鋭、アレハンドロ・アグレスティ。



「時空を超えた愛」だって言うことは、韓国版の原題『時越愛』でも皆さんお分かりだとは思いますが、ストーリーの紹介は一切、無しと致します。初めての方は韓国版も後でご覧になった方がよろしいかと。
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うーん…映像は確かに綺麗でしたが・・・これはもう、別の映画と思った方がいいでしょう。やっぱりカナメは郵便箱ですよ。あの素敵な『イルマーレ』の郵便箱が・・・アメリカーンな赤い矢ピン!じゃなあ…

それと、ハリウッド映画ってやっぱり何でも具体的に分かりやすく、即物的に表現しないと駄目なんすかねえ。最近韓国人との感覚の違いを実感することが多いのですが、それどころではない絶望的な感性の溝を欧米人との間に感じてしまいました。人生のようにたゆとう潮の憂愁、繊細な四季の移り変わり…別れと出逢いの微妙な交錯。わかんないかなぁ。わかんねぇだろうなぁ。サンドラは嫌いな役者じゃないのに。どうしてメリハリのある「喜怒哀楽」だけで、中間的な表情や演技が出来ないのか?って考えちゃいます。世界中の人がはっきり理解できないとダメなのかなあ。でも、サンドラの同僚医師を演じたショーレ・アグダシュリューというイラン人の女優さんはちゃんと出来ていたから、まさしく西と東・・・という民族的なの感受性の違いが大きいのかもしれません。

最後に・・・犬は、コーラじゃなくてジョンでした(^_^;) やっぱでかくてあんまり可愛くなかったです。ていうか、さしたる存在感無し(苦笑)そういうディティールも大切なのに・・・・・・。
by cookie_imu | 2006-08-31 23:30 | その他邦画・洋画