ども、ご無沙汰です。目が回るほど忙しい一週間で、オマケに土曜も出勤だったんでなーんにもアップできませんでした。で、本日は久々のお休み(代休)だったんで、またまたご近所に「ちいさんぽ」に行ってまいりました。
いきなり色気も何にもない画像でスンマセン(^^;でも、東京のど真ん中の住宅地にも、こんな畑があるんですよ。ただ、ご覧のようにこのネギは全く収穫されずに、見事な葱坊主となっていましたが・・・
ちょいと電車にも乗り、住宅街の奥深く、蛇行する道を辿って行くと・・・ありました!全く何の変哲もない、民家をそっくり改良したような造りのお蕎麦屋さん「いな垣」です。知らなかったら、きっと見過ごしてしまうことでしょう。
このお店は普通の住居を改築して使っているだけあってお庭も素晴らしく、ご覧のようにロケーションも抜群です。
このお店は茶そばと揚げたての天ぷらで有名で、天ぷらそばを注文すると熱い出汁の中に、天ぷらがジュウジュウいいながら、香ばしい匂いを放って乗ってきます。今回私は、エビ一本でややお安い!?(でもネギの香りも新鮮な)天南蛮にしました。柚子のほんのりとした香りもついていて、とても美味しかったです(^^)
さて・・・食後もお散歩続行で、なおどんどんと住宅街の奥深くを進んでいきますと・・・今度は洋菓子屋さんが忽然と出現します。ただのお菓子屋さんなら珍しくも何ともないんですが、これがまた工場も併設していて、しかも「釜焼きケーキ」で東京の主要百貨店に進出している有名な「ジーゲス・クランツ」の本社兼工場だというのですから驚きです。
ドイツ菓子という事ですが、まあどちらかといえば奇をてらわない、オーソドックスな味わいの洋菓子屋さんの味です(画像はお店の許可をいただいて撮影させていただいてます)。
名代?の釜焼き、信楽焼きケーキの他にもいろんな種類がありますが、オススメはロールケーキです(^^)しっとり、ふんわりとしたロールの中に、ほんのりと上品な甘さのクリームが詰まっています。種類はイチゴとマロン。イチゴしか食べた事はないんですが、美味しいですよ!
なんだか・・・食べ物やさんばかり紹介してるようで恥ずかしいんですが(^^;;、やっぱり日本の(っていうか、東京の?)良さ・・・っていうのはこういうところにもあるんじゃないかと思いますねエ。韓国だと、まだこういう「住宅街の個人商店」っていう訳にはいかない。私が住んでたテグのはずれの地方都市キョンサン市にだって、ソウルと同じ様なパンやケーキの有名チェーンは進出していますから、そこそこ美味しいケーキやパンを食べることはできたんですよ。だけど、さすがにこんなに洗練された個人商店はまだ、ない。私が思うには、「自分の菓子職人(あるいは蕎麦職人)という職業に、マイスター的な“誇り”が持てているかどうか」が問題なのではないかと思いますけどね。「100年続く老舗のブランドの誇り」みたいなものが、韓国にも生まれてくるといいなあ・・・と思いました。
そこから考えると・・・留学先の大学のカフェ(以前ご紹介した)のケーキは、洗練されてて抜群に美味しかったなあ。ユニさん始め女子学生がしょっちゅう食べてたのも無理ないか。。